第95回定期宗会

2、教師義納金改定

宗門財政の根幹を支える負担金、義納金、礼録のうち、義納金と礼録は平成5年に改定した後は13年間据え置かれてきました。750慶讃事業に関する特別賦課金があったからです。しかし、ここにきて宗門の予算収入が前年度割れする事態が続いており、新宗門運動を展開する意味においても、是非とも財源確保が必要になってきました。そこで今般平成19年度から教師義納金の改定が提案され、可決されました。

教師義納金改定(新旧対照)
  新(円) 上昇率(%)
基本義納金 5,000 7,000 40.0
大僧正 500,000 650,000 30.0
権大僧正 300,000 390,000 30.0
僧正 150,000 200,000 33.3
権僧正 100,000 127,000 27.0
大僧都 63,000 80,000 27.0
権大僧都 30,000 35,000 16.7
僧都 30,000 35,000 16.7
権僧都 30,000 35,000 16.7
大講師 13,000 15,000 15.4
権大講師 13,000 15,000 15.4
講師 13,000 15,000 15.4
准講師 6,000 6,500 8.3

各僧階の義納金の改定額は別表のとおりですが、義納金総額として3億9000万円(平成18年度)が4億9000万円(平成19年度)と約1億円の増となります。

私としては、全国教師の負担増は極力回避したいと思う一方、宗門発展のためには資金的な裏づけが必要であり、今回の決定は止むを得ないものであったと考えております。


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