第96定期宗会提出議案
【総務委員会付託案件並びに承認事項】
●第1号 宗務院規定中改正案・・・原案可決
宗門運動本部企画推進会議設置に伴い、僧侶及び檀信徒で構成されている唯一の組織である伝導企画会議に於いて、定員数を現行から2人増やして、全体で【22人】とする改正案
●第26号 住職担任教導選定中改正案・・・原案可決
霊跡由緒寺院住職選定資格として、年令による制限を加える改正案。全国本山会役員より時期尚早との要望あり慎重審議、住職資質、資格を総体的に検討。教師資格を得てから約30年を経た【50歳】を条件が妥当
●第28号 干与人総代選定規定中改正案
大本山称号の霊跡、由緒寺院の干与人は僧正以上。以外の霊跡、由緒寺院の干与人は権僧正以上とする改正案討議採決→付則を改め【平成20年4月1日から施行、但し規定は平成23年4月1日から適用】
☆第26号・28号改正案については、明和会の政策研究会でも意見が分かれるところであり、種々激論検討を重ねてきた。宗務総長も施行方針で明らかにしているが、今日祖山を含め霊跡由緒寺院は57ヵ寺ありますが、その住職は『歴史と伝統による権威の継承者』であり、次元の高い資質が要求される。また、霊跡由緒寺院の干与人は大本山や本山において重要な役割を務める権威ある存在であり、その資質にふさわしい年令・僧階が必要である。
宗制審議会においても種々検討を重ねられての提出議案となった。
●加行所委員会規定制定案・・・原案可決
加行所の更なる適正化と発展を図るため、加行所検討委員会を宗務院に置く【委員会15名で組織・・・宗務役員1人・宗会議員6名・宗務所長2名・学職経験者6名】平成20年4月1日より施行
●沖縄法華経寺護持規定廃止案・・・原案可決
沖縄法華経寺住職専従制に規則を変更したことに伴い、護持規定廃止案に関連する改正
教務委員会付託案件並びに承認事項
●日蓮宗宗立学寮規定中改正案・・・修正可決
立正大学仏教学部の大崎校地4年間一貫教育の実施を受け、堀之内妙法寺の新学寮建設・熊谷学寮廃止に伴う文言の整備・職員の規定・教育機関に関する規程の改正
●宗会規程第93条<請願>・・・・・・・採択決定
今宗会請願23件につき慎重審議、取下げ3件を除く20件
【財務委員会付託案件並びに承認事項】
●平成20年度経常部会計予算案・・・修正可決
【歳入総額2,224,980,000円】、【歳出総額2,224,980,000円】≪前年度比4.5%・・・・96,300,000増≫
☆宗門運動として74管区助成【各管区40万円+寺院数×5,000円】・宗門運動推進助成10万円【74管区】可決
●平成19年度経常部特別会計補正予算・経常部特別会計【教育布教資金】補正予算・経常部特別会計【教育布教資金】
総額補正予算案・・・修正可決
●平成20年度経常部特別会計【布教拠点援助積立・宗宝監護修復・教育布教・輪番本部】予算案・・・原案可決
●第43号財務規定中改正案【礼録・承認料及び手数料改正】・・・修正可決
度牒礼録 |
50,000→60,000 |
加行礼録 【初行】 |
130,000→160,000 | 証認礼録 【住職証認】 |
80,000→100,000 |
新叙礼録 |
50,000→60,000 |
加行礼録 【再行】 |
200,000→250,000 | 【教師証認】 |
50,000→60,000 |
検 定 【高等甲】 |
200,000→240,000 |
加行礼録 【参行】 |
250,000→300,000 | 新設寺 ・教会 ・結・寺号 |
20,000→30,000 |
検 定 【高等乙】 |
130,000→160,000 |
加行礼録 【四行】 |
300,000→380,000 | 管長表彰状 手数料 |
3,000→5,000 |
検 定 【普通甲】 |
100,000→120,000 |
加行礼録 【五行】 |
350,000→450,000 | 宗務総長賞状手数料 |
2,000→3,000 |
検 定 【普通乙】 |
70,000→90,000 |
加行礼録 【参籠】 |
400,000→500,000 | 宗立学寮費 入寮費 |
144,000→180,000 |
承認料1通 |
3,000→5,000 |
允許伝師礼録 |
340,000→450,000 | 布教院入所費 |
120,000→150,000 |
証明手数料 |
2,000→3,000 |
修法師範 |
250,000→300,000 | 声明師養成 受講費 |
70,000→90,000 |